本日は板橋区小茂根のお客様よりマンション玄関の鍵をかける事ができず外出する事が出来ないとの事で急遽訪問してきました。
MIWA社製鍵 U9 TE22型
早速現地に到着するとMIWA製のU9 TE22型タイプの鍵がついていました。
このU9とは鍵の形状の事でディスクシリンダータイプで鍵はギザギザした形をしています。 TE22型とは扉に付いている型式の事で室内側から2本のネジで外側の鍵部分を固定しているタイプになります。
早速お客様より鍵を預かり鍵穴に差し込むと、いくらやっても一切回らず鍵の開け閉めが出来ません。内側のつまみ(サムターン)から試してみると問題無く鍵の開け閉めが出来ます。お客様いわく、昨日まではたまに硬い時があったが問題なく鍵の開け閉めが出来ていたとの事。また、扉内部に埋め込まれている錠前にも得に動作問題が見当たりません。早速鍵部分を取り外してみます。
鍵の取り外し、原因調査
鍵部分を取り外すと、このような形状になっています。
取り外した鍵を分解し、調査してみると鍵穴内部に組み込まれている部品の一部(ディスク部分)が破損していました。その事により不具合が生じ鍵が回らなかったのです。
こうなってしますと物理的に破損してしまっているものを元に戻す事は不可能な為、新しい物に交換を要する事になります。その旨をお客様にお伝えした所、このままでは困るので同等のものに交換が可能なのであれば至急お願いしたいとの事でした。
早速交換作業に移ります。
新しく同等の鍵に取り換えさせて頂くと、問題なく鍵の開け閉めをする事が出来、作業完了!
これで、やっと外出できるとお客様より安心の声を頂きました。
鍵は消耗品
皆さんが日頃使用している鍵。実はこの鍵もティュシュやペンなどと同様に消耗品なのです。勿論使用年月は長持ちするものですが、長く使えば使う程、また使用頻度が高ければ高いほど、摩耗したりし不具合を起こし始めるのです。
今回のお客様は室内から外出しようとし、不幸中の幸いにも鍵の壊れに気付く事が出来ましたが、逆に外出先から帰ってきた場合だと如何でしょうか?鍵が開かずに家に入る事すら出来ません。そのような事が起こらないよう、少しでも鍵に違和感を感じたら早めに専門業者に見てもらう事をお勧めします。